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  3. 保育士の服装選びのポイント

保育士の服装選びのポイント

動きやすいスタイルで、汚れが落ちやすい素材が良い

保育士さんは幅広い年代の元気の良い子供の相手をしますので、一緒に遊んだり、子どもに何かがあったらすぐに駆けつけられるようにするために、動きやすい服装が良いです。
汗をすいとりやすく、汚れが落ちやすい素材のTシャツとパンツスタイル等が基本でしょう。

特に0歳から2歳児を受け持つ保育士さんは子どもを抱っこすることが多いですから、涙や鼻水で服がすぐに汚れてしまいます。
何しろ、相手は子どもですから、先生の服が汚れることなどは気にしてくれませんから、汚れるのは覚悟しなければいけません。
そのようなわけで、家の洗濯機でジャブジャブ洗っても大丈夫で、汚れも落としやすいものだと安心です。

毎日の洗濯機の強い水流の洗濯にも耐えられるものというと、余り高い値段の物だともったいないです。
リーズナブルな価格の普段着風の物をおすすめします。
最近、あちらこちらで売り出している大手メーカーのリーズナブルな価格の物で良いでしょう。

普段は可愛らしい女子力アップの服装が好きという人でも、仕事の時は割り切って動きやすくシンプルな服装にした方が保育士らしいです。
チャラチャラした服装の保育士さんだと子どもは「可愛い。」と言って喜びますが、保護者が不信感をもってしまいます。

注意点を知っておきたい

保育士さんの服装の注意点も、知っておきましょう。
まず、考えられる注意点は、飾りのついた服はやめておいた方が良いです。
抱っこの際など、子どもの口に入ってしまったら危険ですし、子どもにいじられてぐちゃぐちゃにされる可能性もあります。
もちろん、アクセサリーも厳禁ですし、ビーズなども子供の誤飲の危険性が考えられるので、やめておいた方が賢明です。

ボタンのある洋服は多いのですが、ボタンが取れて子どもが口に入れてしまう可能性があるので、危険です。
取れ掛かっていないかどうか、チェックするのも大事ですが、いっそうのことボタンのない服にしておいた方が良いかもしれません。

紐付き、フード付きも要注意です。
フード付きですと、日焼け防止やふいの雨の時に便利ですが、子どもが知らないうちにつかんでしまいますので、保育士がそのまま立ち上がったら子どもが転んでしまうことも考えられます。
紐は子どもが引っ張ってしまい、保育士の首が締まってしまう可能性や子どもを抱っこしながら、柱などに引っかかってしまうこともあります。

胸元の開いている服も屈んでいる際に下着が見えてしまうので、気になる事があるでしょう。
下着が出るのを気にして、子どもの動きを見逃してしまうことが危険ですから、やめておいた方が良いです。
女性として、下着が気になるのはもっともですが、子どもを守るということを前提に服装を考えた方が保育士としてふさわしいかもしれません。